イタリア人の遅刻の理由

ラテン系の人は時間にルーズだという印象が一般にあります。そこで今日は「イタリア人は何故遅刻するか?」というテーマでお話しましょう。

まず時刻そのものを空間的に把握してます。2時という時、長針が12にピッタリというより、その周辺を平面的ではなく空間的におさえています。斜めから時計をみるようなものです。この三次元的把握は別に悪いことではありません。英語でいうa few を2-3と訳すのではなく、手に握り締めた砂の量でわかるようなものです。

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アポの時刻があっても、道を歩きながら店のウィンドウに何か素敵なものをみつけたら、吸い寄せられていく。そして時間がないにも関わらず、店に入って商品知識を得ようとする。つまり、この一瞬が大事。そして道の向こうにも目をひくものがあれば、そっちにも行ってしまう。ジグザグ歩行です。だから、目的地への到着が遅れのです。

しかし、このジグザグ歩行にイタリア人のクリエイティビティが隠されています。アイデアは、こういう歩行途中、もしかしたら向こうの道に渡っている時に、ひらめていたりするものです。そして情報が集積し、それらがお互いにつながり、統合されたイメージをもつその直前にハッと思うことがあります。

・・・だから遅刻をしましょうというのではなく、あくまでも発想方法の一ヒントですから、趣旨を誤解せぬように(笑)。

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Category さまざまなデザイン, その他 | Author 安西 洋之