セカイカメラを通して見えるもの

1月6日に「生活実感を思考の原点にする」というタイトルの文章を書きました。そこで、昨年9月にサンフランシスコで行われたTech Crunch50で発表されたセカイカメラに見られるコンセプトを紹介し、プレゼンが見られるYouTube のURLも記しました。

先週、この頓智ドットの井口さんと久しぶりに東京で会って色々と話しました。さまざまな情報がタグされているiPhoneも実際に試してみました。カフェに一緒に座ってiPhoneで店内を見ると、例えば、そこには女性用バッが宙に浮いた感じで画像が見えてきます。とてもリアリティがあり、現実の世界が目と心だけではなく、こういうデバイスによって構成されつつある時代の到来を実感します。

昨年9月のプレゼン以降、一気にその存在を世界に知られた彼は、世界中からさまざまなオファーを受けているようですが、彼が以下のブログで書いているように、2月5~6日開催のNetexplorateur Parisで2008年の優秀なネット技術に選ばれ表彰式とスピーチがあるとのこと。3月30~31日開催のMARKETING 2.0 Parisでもプレゼンの依頼を受けています。世界が新しいコンセプトを如何に待ち望んでいるかという証明だと思います。

http://d.hatena.ne.jp/roadracer/

一時盛んにリファーされたWEB 2.0 という見方は既に過ぎ去った感があるものとして語られることが常で、現実復権へ世界が新たに注視していることは喜ばしいというべきなのでしょう。ただ、井口さんは、世代間のネットギャップの大きさにかなりため息をついています。これが世代間だけの問題なのか、それ以上の要素が絡んでくるのか、このあたりにぼくの関心があります。

<本ブログや拙著『ヨーロッパの目 日本の目ー文化のリアリティを読み解く』に関するコメントやご意見は以下のメールアドレスにお願いします>

european.eyes@gmail.com

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Category さまざまなデザイン, その他 | Author 安西 洋之