2008年ーミラノから眺めるヨーロッパ(4:最終回)

さて、今年最後のブログです。2008年を振りかえるシリーズ最終回です。

メトロクスがどのような視点で商材を見つけていくのか? その一部を旅日記的な表現で、「メトロクスのイタリアの旅」として書いてみました。単にデザインの良し悪しだけではなく、大きな時代評価の仕方などあらゆるポイントを考慮していきます。全てをお話しできるわけではありませんが、ごく一部にせよ、我々の考え方を知っていただけたのではないかと思っています。ここに記したネタを拡大して、2009年、連載ものにして書く予定ですが、その一つが一番下に記した「メトロクスものがたり」です。

http://milano.metrocs.jp/archives/392

11月に上梓した拙著『ヨーロッパの目 日本の目ー文化のリアリティを読み解く』を、書いた内容とは違った具体例で、欧州文化の見方について語ったのが「ヨーロッパの目 日本の目」です。

http://milano.metrocs.jp/archives/455

尚、話はずれますが、先週、欧州連合(EU)の政策や日・ EU関係に関する情報をメインに提供している、駐日欧州委員会代表部から出ている季刊誌『ヨーロッパ』で本が紹介されました。(下記27ページです)

http://www.deljpn.ec.europa.eu/data/current/europe2009winter.pdf

11月後半より15回にわたって書き綴ったのが、メトロクスの成り立ちを社長の下坪さんの生い立ちとそのストーリーに沿って連載した「メトロクスものがたり」です。メトロクスというブランドを、下坪さんが小学校の頃に夢中だったミニカーコレクションに辿って語りました。常に時の流行を眺めながら、「これで、本当に良いのだろうか?」と常に自問しながら、流行とは一線を画して独自の道を歩んできました。そして、「下坪さんとのおしゃべり」という3回にわたるインタビューでは、扱う商品は違いますが、ミラノのモンテナポレオーネ通りにある刃物の老舗セレクショップであるロレンツィを目標とすること、数年後にはイタリアの巨匠デザイナーと真正面からがっぷりと取り組んでみたい・・・という意欲溢れる言葉が並んでいます。

http://milano.metrocs.jp/archives/479

http://milano.metrocs.jp/archives/685

志の高さは、ものごとをより現実的に実践的に運んでいくために最低限必要な資質でさえあると考えていますが、メトロクスのブランドを支える志は、2009年、きっと更に大きく花咲くだろうと思っています。

2008年、このブログに読者としてお付き合いくださった方たち、あるいはブログの中身に参加してくださった方たち、皆さんにお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。良い年をお迎えください。

<本ブログや拙著『ヨーロッパの目 日本の目ー文化のリアリティを読み解く』に関するコメントやご意見は以下のメールアドレスにお願いします>

european.eyes@gmail.com

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Category さまざまなデザイン | Author 安西 洋之