チラチラとみるデザイン

日曜日の朝、美術館に絵画を見にいったときのことです。小さい息子に絵画を見せていて、ある時、彼の目線にたつと光の反射でよく見えないことに気づきました。絵画を見るのに必要な距離や高さが重要なのを知っていても、なかなか人の立場になるよう自然に身体が動かないものですね。

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このことから、友人のカーデザイナーの話を思い出しました。「日本とイタリアのカーデザインで何処が違うかというと、まず原寸大のレンダリングを見るとき、日本人デザイナーの方が50センチから1メートルはレンダリング寄りになりがちだ」と彼は言うのです。

そして、「イタリア人は同僚とカフェを飲みながら、レンダリングを眺める。じっと眺めることもするが、カフェを飲みながら雑談をし、チラチラと目を向こうにやる。このチラチラが重要なんだ。チラチラ見た時の印象がキーだったりするからね」と続きます。

こういうことは頭では理解できます。しかしなかなか身につかない。立ってカフェを飲みながら雑談をするというライフスタイルがないと、このチラチラは定着しずらいわけですね。ということで、視点を変えるってとても難しい・・・・。

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Category さまざまなデザイン, その他 | Author 安西 洋之