下坪裕司さんとのおしゃべり(2/3)

下坪さんへのインタビューの続きです。(ーで始まるのが下坪さんの台詞です)

エヌ・クラフツで手作りの世界が多くなりましたけど、2003年からのビトッシもそうで、前々から手作りをやっていなかったわけじゃない。でも、このハンドクラフトに力を入れ始めたのは、どうしてですか?

― 確かに20代の頃もガラスものは好きで扱ってきましたが、30代の半ばを過ぎたあたりから、手仕事から学ぶことが多いなと思うことが増えたんですよ。指の先でモノが出来てくるわけですが、そこからできる微妙な美しさがたまらないんです。

― 若いときは機械でパカパカできるものの方がスマートでカッコいいと思っていたんですね。手作りで出来たものってモタッとした感じをもっていたんですよ。ぼくは基本的に、何でもモノを判断するには、自分で買ってみてそれを手にとり、触っていじくっているうちに分かってくることを信じる性質なんで、そうして良さが分かってきたのが30代半ばなんでしょうね。

でも、じゃあって、これからハンドクラフトだけで、それこそアートギャラリーのような一点もので生きたいとは思わないのでしょう?

― そう、機械で作られたものの魅力も消えないです。で、ぼくって、一点ものより、一定数作られたモノに惹かれるんです。エヌ・クラフツの方針もそうですが、手作りでありながらも、必ず一定量の生産が可能であることを条件にしているんですよね。一つの絵画より、何十枚分の一と書かれるリトグラフが好きで、そっちを買うんですよ。まっ、すごくお金をもったら分からないけど・・・(笑)。

なるほどね・・・下坪さんが小学生の頃、ミニカーのコレクションに夢中だったエピソードを最初の方で紹介したけど、そのままですね(笑)。

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Category さまざまなデザイン, 下坪裕司さんとのおしゃべり | Author 安西 洋之