メトロクスものがたり(12)ー両輪の強化を図る

デザイナー達と話しをして、我々は50年代から70年代の空気や考え方について、ある実感をもって知ることができました。人の語る過去は美化している部分、整理しすぎた部分、そういうことが沢山あるのは承知していますが、それでも、メーカーがロイヤリティを約束とおりに払ってくれなかった話などになると、まさしく今の問題のように喋ってくれるものです。

およそのところ、どんなクリエーターもそうであるように、過去の自分の作品を振り返ることにさほど関心のない様子をみせますが、一度製作当時のことに想いが届くと、まったく違った顔をみせてくれます。その瞬間をみると、我々も「同時代性」をリアルに感じるのです。

さて、話をビジネスに戻しましょう。直接輸入商品が事業の核になってくると、経営面からのリスク分散を考えないといけないことになってきます。輸入はオーダーから入荷、そして販売までのリードタイムが非常に長いです。売上げ金を実際に手にするまで、3-4ヶ月はかかります。為替変動もありますし、リードタイムが長いと、どうしても社内で柔軟な対応がとりにくくなります。

もう一つの車輪をもっと大きなものにしないといけません。もう一つの車輪とは国産品です。セルシステムやプチデスクのようなロイヤリティ生産では不足している部分、これをどう補完していくかがテーマになってきます。

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Category さまざまなデザイン, メトロクスものがたり | Author 安西 洋之