2月16日 lmap 勉強会「デザインのコンセプトって何?」

ローカリゼーションマップの2012年も終わろうとしています。

今年はワークショップをスタートさせました(WSの様子はこちら)。9月にはバンコクでタイのビジネスパーソンやデザイナーに「異文化市場進出のポイント」を学んでもらいました。

さらに、11月になって新たなコトをスタート。えるまっぷガールズ」との協力です。社会的問題を若い女の子たちが解決していくことをテーマに事業を行っている Over the Rainbow のメンバーたちが、色々なネタを自分の関心領域に引き寄せーあるいは自分の関心領域から挑戦ネタをみつけー、lmapを考え方として自分たちのモノにしていきます

代表の佐野里佳子さんはダイアモンドオンラインでのインタビューで、ジャカルタで過ごした少女時代に人権への意識が芽生えたと語ります。しかし、高校と大学を通じいわゆる「社会貢献型」を錦にした活動の限界にぶち当たります。そして人々の意識を変えていくにあたっては、ふつうの女の子たちとファッションという共通言語を用いてビジネスのメインストリームを語り合っていく必要を感じたというのです。←このあたり、ぼくの20代の時の想いと繋がります。彼女の方がずっと「生きていて」エライですが・・・余談ながら。

これがソーシャルファッション Over the Rainbow のはじまりです。

Over the Rainbowのもとには1500人以上の女性たちが集まっています。そのうちの有志が「えるまっぷガールズ」になったというわけです。綿栽培、栗かのこ、コスメ、恋愛観・・・などテーマはさまざま。青森の十和田にある裂織を世界の女の子の間に広めて伝統技術の継承を図ろう、という活動もあります。2月後半、ミラノの工房でワークショップを行う準備を進めているところです(日々の活動ブログ→こちら)。

この新しいコラボを「えっ!」と意外に思う方もいるかもしれませんが、グローバル企業のエグゼクティブたちにビジネス指針を提供する一方、若い世代と新しい世界を作っていく。その両方をカバーすることが必要、とlmapは活動当初から考えてきました。また、そうした構図が一覧で見られるPDFリーフレットがダウンロードできますので、ご覧ください。→ http://bit.ly/WwFF0O

 

さて、研究会の勉強会開催のお知らせです。17回目になります。今回から「えるまっぷガールズ」たちも多数参加します。

参加希望者は、anzai.hiroyuki(アットマーク)gmail.com かt2taro(アットーマーク)tn-design.com までお知らせください。議論に積極的に参加していただける方、lmap の今後の活動に貢献していただける方、大歓迎です。内容に一部変更になる可能性がありますが、その際は、ご了承ください。場所はいつもと同じく、六本木アクシスビル内のJIDA事務局(http://www.jida.or.jp/outline/)です。

2月16日(土)16:00-18:00 「デザインのコンセプトって何?」

最近、サンケイBIZに「アップル VS サムスン 微妙なデザインの差 ・・なぜ注目を集めるのか」というコラムを書きました。以下、引用します。

A国では「消費者が一目でコピー品とオリジナル品の区別がつくか?」が、デザインの類似をみる際に優先的な項目になる。いわば素人目線の重視だ。B国では素人の意見もヒアリングするが、意匠の専門家による形状の定義が尊重される。

スマートフォンもタブレットもグローバルコミュニケーションの象徴である。各国の伝統や文化とはあまり関係のない「世界を股にかける」モノだ。ソフトウェアにおいては地域適合が求められても、ハードのデザインにそのような配慮はあまりない。

「我々はグローバルに動き回る先端的なユーザーを相手にしている」とメーカーは語り、ユーザーもボーダレスを謳歌することを夢見る。

しかし「競合製品と類似であるかどうか」が法の世界に入ったとき、デザイン観の地域差がビジネスの生命線を決定する要素になっているのだ。

ここで目にみえるデザインだけでなく、デザインに対する考え方そのものの違いがビジネスを左右することを指摘しました。

今回の勉強会はデザイナーの田子學さんを講師に迎えます。東芝勤務時代に提携先のスウェーデンの家電メーカー・エレクトロラックス社の開発者たちと一緒に働き、日本と比べて「概念とモノのデザイン」の距離の近さを実感したそうです。話はここから出発です。amadana の大ヒットしたリモコンや携帯電話、鳴海製陶のOSOROシリーズなど田子さんがかかわった実例を説明していただきながら、「デザイン観やコンセプトの文化差とは?」の周囲を巡りながら、「デザインのコンセプトっていったい何?」との最終ゴールに迫ります。

尚、以下のOpeners の柳本浩市さんのインタビュー記事を事前に読んでおいてください。

「田子 學氏とデザイン・マネジメントについて語る」

http://openers.jp/interior_exterior/yanagimoto_kouichi/news_tago_121018.html?rp=kan

http://openers.jp/interior_exterior/yanagimoto_kouichi/31.html

参加定員数:20名
参加費:1500円(18:00以降の懇親会参加費を含む)

講師
田子學(たご まなぶ)さんの略歴

MTDO代表取締役 アートディレクター/デザイナー 東京造形大学II類デザインマネジメント卒。
株 式会社東芝のデザインセンターにて多くの家電、情報機器デザイン開発にたずさわる。同社退社後、株式会社リアル・フリートのデザインマネジメント責任者と して従事。その後新たな領域の開拓を試みるべく、2008年株式会社エムテドを立ち上げ、現在にいたる。現在は幅広い産業分野において、コンセプトメイキ ングからプロダクトアウトまでをトータルでデザイン、ディレクション、マネジメントをしている。

GOOD DESIGN AWARD、iF design award、red dot design award、JDCAデザインマネジメント賞、ILS AWARDデザインビジネス賞、他受賞作品多数。 2010年~日本デザイン振興会(JDP)「グッドデザイン賞」審査委員

 

尚、フェイスブックのページ(下記)でもローカリゼーションマップの最新情報を提供していきますので、このページを「いいね!」に入れておいてください現在、2104人の方にフォローいただいています。

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Category ローカリゼーションマップ | Author 安西 洋之