危機とデザイン - 3月3日の講演会

東大のイノベーション教育の場である i.school について以前、日経ビジネスオンラインの連載で紹介したことがあります。この記事の最後に昨年3月11日に被災地となった気仙沼・唐桑地区での学生たちの取り組みについて触れました。

昨年秋より、彼らはローカルに関する思考を閉じたものではなく、開かれた「生態系」のなかで発展させていくモデルを作るべく話し合いを続けています。船名の最後にある「丸」は、母港を離れて丸を描くように再び戻るーしかも、結実をともにしてーことを祈っていると言いますが、その丸にちなんで、i.school のプロジェクトはMARU プロジェクトと名付けられています。

このプロジェクトのために、ミラノ工科大学のビアモンティ氏が学生を伴って来週初めより気仙沼に滞在します。気仙沼の良いものが、イタリアの小さな街の良いものがどうコンビになると威力を発揮するのか?それがどう世界の他のローカルにつながっていくと良いのか?そして、それらがどのように気仙沼に還元されるのか?MARUプロジェクトは、このようなことを考えています。

この機会を利用して3月3日に東大本郷で彼の講演会とパネルディスカッションがありますので、以下、i.school のサイトにある案内を掲載します。

<ここから>

http://ischool.t.u-tokyo.ac.jp/news/innotalk1_12_open

イノトーク WHICH DESIGN IN WORLDWIDE CRISIS? A POINT OF VIEW

2012.02.25

昨年3月11日の東日本大震災から間もなく1年を迎え、大きな被害を受けた東北 地方沿岸地域の未来をあらためて見つめ直す時期に差し掛かっています。このたび、東京大学i.schoolでは、地域イノベーションの最前線で、デザイン を通じた研究および実践に長らく取り組んできたAlessandro Biamonti博士をお招きし、彼の知識と経験を共有していただく機会を設けることといたしました。
Biamonti博士のレクチャーに続いて、博報堂イノベーションラボの市川文子氏をホスト役に、震災と欧州で進む経済危機が持つ共通性が、これからの社 会のあり方に与える影響を議論する、トークセッションも合わせて開催します。是非、この機会に、デザインがよりよい社会変化を生む力となることを知り、変 化への道しるべを共に考えていきましょう。

開催日時:2012年3月3日(土)午後1時~3時
(開場:12時30分)

会場:弥生キャンパス セイホクギャラリー

言語:英語

詳細・参加応募はこちらからどうぞ。

 

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Category イノベーティブ思考, セミナー・講演など, ローカリゼーションマップ | Author 安西 洋之