ミラノからの飛行機で考えたこと
Date:12/2/22
今日は気分転換にちょっとだらだらと・・・・。
ミラノのマルペンサ空港の書店でThe Economist とペーパーバックを買い飛行機に乗り込み、これらを交互に読みながら途中でMoleskine のノートに思いついたことをひたすら書いていく。睡眠は1時間くらい。そうするとあっという間に成田空港に着き、「もうちょっと飛行時間が長くてもいいのになあ」と11時間少々の旅について思います。今日もそう思いました。今週のThe Economist も相変わらず、ユーロの優等生のドイツは実はちっとも市場改革がされていないとチクチクと書いていて笑ってしまいました。それでドイツがヨーロを引っ張るなら、アングロサクソン的アプローチって何のため?という反論があってしかるべきなんですが、結局、この雑誌がドイツの背中にボールペンの先っちょでチクチクと指すのは英国の正統的ー正当ではなく!-仕事なんです。ええっと、ペーパーバックはアイルランド人の作家の小説です。
で、ノートなんですが、これはローカリゼーションマップ3年目突入を前にして頭の整理をしてきました。1年目は「ビジネスに貢献する文化理解とは?」という問題意識を抱えながら、どういう人にどう知らしめてどのような活動をしていくのかが手探りでした。勉強会の1回目が2010年3月で2回目が4か月後の7月だったというのは、どのような具体的テーマならみんな参加してくれるだろうか?という勘があまり利かなかった証拠です。これが少しわかり始めたのは、同年10月から日経ビジネスオンラインに「ローカリゼーションマップ」の連載を開始してからです。コラムを読んでくださった方が勉強会やセミナーにきて感覚に触れたポイントを説明してくださったのがありがたかったです。「これで、試行錯誤ながらも、実験すべき機会をどう作ればいいかみえてきた」という感じですね。
2011年3月からの2年目になると自分たちでセミナーを企画しなくてもいろいろな団体や企業から講演会を依頼されるようになります。特に7月に『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか』が出版されると、雑誌メディアでも取り上げられるようになり、人気TV番組でもローカリゼーションマップがテーマとして紹介されるに至ります。プロジェクト名称とコンセプトの種まきの第二段階です。しかし、このステップを踏みながら、もう少し進化というか深化をスピードアップすべきではないかとの思いがいや増してきたのも事実です。問題意識の分散拠点の数は多くなったのですが、問題意識そのものの先鋭化とそれとぴったりと張り付いた具体的事例のドッキングにどうも不満が残っていたのです。カメやカタツムリの遅さとは言いませんし、犬までのスピードは期待していなかったし、そういうプレッシャーを自ら背負うつもりはなかったのですが、猫が日向をとっとこ走るくらいの感覚で進めることができたらなあとは思いました。
焦ってはいけませんから、それはそれでいいのですが、3年目に突入するにあたり抱負を抱かなかったら嘘になります。ローカリゼーションマップ自身の考え方を、野球のボールのようにホームから1塁ベースの向こうくらいにひょいと打ち、それにヘッドスライディングではなく全力力で駆け抜けるー高校野球のイメージほど純粋ではありませんがーくらいの気合いは入れます。しかし、それだけでなく、ホームから3塁ベースに走ってみるとか、バックネット前に大きく飛んだボールを急いで取りに行くキャッチャーを邪魔するー笑!-くらいの工夫はしてみます。これはどういうことかというと、もしかしたら3塁を回って逆走したほうがリアリティを正確につかめるかもしれないってことなんですね。いつも同じ向きで回っているとダメなんですよ。穴は必ずどこかにあり、そこから実態を覗くと「驚愕の!」となるものです。その印象の強さが見方を変えるきっかけになることが多い・・・という真理を狙うわけです。
まあ、とにかく、この3年目の動きも楽しみにしてください。たまに、からかってください 笑。








