lmap勉強会「アーカイブの時代変遷と地域差異」(2月25日)

ローカリゼーションマップの勉強会をスタートしたのが2010年の3月。1年目6回、2年目6回と偶然にも同数の実施でした。昨年最後は「インフォグラフィックにみる文化差」でした。

2012年は13回目の勉強会で幕開けです。今年も6回実施を目標にスタートです。

参加希望者は、anzai.hiroyuki(アットマーク)gmail.com かt2taro(アットーマーク)tn-design.com までお知らせください。議論に積極的に参加していただける方、本研究会の今後の活動に貢献していただける方、大歓迎です。内容に一部変更になる可能性がありますが、その際は、ご了承ください。場所はいつもと同じく、六本木アクシスビル内のJIDA事務局(http://www.jida.or.jp/outline/)です。

2月25日(土)16:00-18:00 「アーカイブの時代変遷と地域差異」

かつて資料保存には努力が必要でした。とくにスペースとの戦いがあり、それだけのコストをかけて物理的に資料を保存する意味があるのかを常に自問しながら自らと人を説得していく必要がありました。が、時が経過し保存された資料の意味が「浮上」してくるものです。歴史はこうして作られてきました。つまりアーカイブの価値を知ることは、歴史に評価されることを念頭におくことにほかなりません。国によって違うジャンルの博物館があるのも、その点からみると興味深いです。

一方、多くの情報がデジタルで保存できるようになり、特にクラウド上に情報が存在するとき、今までのようなコスト計算が不要-話をシンプルにすればーになりました。アーカイブはあるシステムにのれば「意図的にではなく無意識」にできるようになりました。Tweetして失敗したと思った記述を自らのタイムラインから消去しても、アーカイブシステムがおせっかいにもデータを守ります。フェイスブックを利用してライフログを自動的に作れるようになりました。

ここにアーカイブに関する考え方の変遷や地域文化による差異を探索していく意義があります。

どこか新しい国に出かけるとスーパーに入り生活者の日常を探ることを楽しみとする人は多いでしょう。しかし、そうして世界中のミルクを買い集めてパッケージデザインなどから社会分析する人はそんなに多くありません。しかもスーパーだけでなく、郵便局や病院にも出かけてシステムを観察し、その国の文化や社会の特徴を知ろうとする人はさらに珍しいです。

その珍しい人が柳本浩市さんです。縄文時代からのー古今東西ーさまざまなアイテムをコレクター以上のコレクションをもちながら「ぼくはコレクターじゃないんです。これだけモノを集めていて、こういうのもなんだけど、ぼくはモノの周辺に興味があるんです」と語る人です。アーカイブの意味をリアルに語っていただくなら、この柳本さんをおいていないでしょう。

参加定員数:20名
参加費:1500円(18:00-20:00の懇親会参加費を含む)

講師:柳本 浩市(やなぎもと こういち)

今回のテーマにあわせ、検索で出てくる柳本さんのプロフィールを掲載します。

→Twitter での自己紹介
@metaboyana  リアル中西という次世代型飲み会主宰。過去の情報や物を貧欲に収集し、そこから見える歴史背景や社会性と心理を読み解き、将来の商品開発や教育、戦略を企てる仕事。つまり考古学や社会学のような研究を実ビジネスやリアルライフスタイルに繋げる仕事をやってます。

→「Openers」で柳本さんの連載でのインタビュアー紹介

http://openers.jp/interior_exterior/yanagimoto_kouichi/index.html

オンラインブックストアで『Design=Social』の著者紹介

歴史に名を残したデザイナー、メーカー、ブランド、デザイン形態……。エアラインや北欧ブームの仕掛け人でもあり、現在はKDDIなどのデザインアドバイザーも務める柳本浩市氏が、その成功の背景にある理由を紐解きます。そこから見えてくる未来のデザインのあり方とは!?

→ぼくが「『Design=Social』を読む」で書いた柳本さん紹介

http://milano.metrocs.jp/archives/3589

 

尚、フェイスブックのページ(下記)でもローカリゼーションマップの最新情報を提供していきますので、このページを「いいね!」に入れておいてください現在、1335人の方にフォローいただいています。

http://www.facebook.com/localizationmap

 

冒頭のドローイングについて

Image drawing for the exhibition “Winter Garden” © 2012 Satoshi Hirose All Rights Reserved.

ローマのGalleria Maria Grazia Del Prete (1月23日から3月24日)にて作品が展示されます。9年間に作家自ら消費したペットボトルのキャップに小麦粉を流し込み島を作りました。台座の側面に小さなくぼみがあり、そこに金の豆がおかれています。ある日常的に使われるものを通じ、具体的な概念が時と文脈によって変貌していくことを可視化しています。今回の勉強会とのテーマと非常に近いと思い、ご紹介することにしました。作品の写真を1月23日以降に掲載します。

 

 

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Category セミナー・講演など, ローカリゼーションマップ | Author 安西 洋之