ピエール・ポランに会いに行く(1)

前回までの「マックス・ビルのポスターを作ろう」が思いもかけないほどの反響があり、気をよくしています(笑)。色々と問い合わせもありました。本当はちょっと休もうと思ったのですが、この調子でしばらく書いていくことにします。

さて、時は今から数年前。場所はパリ。僕たち(「たち」の相手は前回同様下坪さんです)の前には女性弁護士。あっ、まず気分をパリに変えないといけませんね。じゃあ、パリの写真でトリップしてください。

paris

僕たちは、この弁護士と製造権と販売権に関する契約金の協議をしていました。フランスを代表するデザイナー、ピエール・ポランのデスクを何とか復刻させようとしたのです。1950年代半ばに発表されたものですが、長い間、生産中止になっていたのです。偶然、下坪さんは、これをパリの蚤の市でみつけ、「ものにしたい!!」と燃えていたわけです。「そりゃあ、頑張らねばならぬ」と、著作権者探しの旅に僕はでました。そうして、やっとパリで交渉代理人である弁護士と会えたというわけ。

こちらは、デスクのどこかにポラン本人のサインを刻印したかったのですね。が、「そういうのは、依頼人であるピエールがもっとも嫌うこと」と弁護士は主張。まあ、ポランは慎ましい人だとも聞いていたので、「こりゃあ、諦めるしかないかなぁ」と僕たちも弱気になってきました。

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Category さまざまなデザイン, ピエール・ポランに会いに行く | Author 安西 洋之