2008 ミラノサローネ(30) ブログへの期待

2008ミラノサローネのタイトルで書いている他の方のブログも読んでいます。皆さんお疲れでしょうから、まとまった形のものはまだ少ないです。そのなかでreikoyamamotoさんというライターは随分と精力的にアップされています。グーグルのブログ検索でチェックすると、メトロクスの本ブログとこの方のブログが上位にランクされています。

市内をたくさん歩き回れたようで、その成果を次々と書いています。ぼくが見ていないものが多く紹介されており、とても役立っています。「俺様的世界の追求」にある彼女の意見に頷きながら、この方とぼくのブログの視点の違いがどこにあるか、それに気づいたのが日本企業の展示に関する部分です

reikoyamamotoさんはレクサスの例を挙げ、社内と社外デザイナーがとても上手く協業できたことを、デザイナー本人のコメントを含め紹介しています。ぼくも過去3回のレクサスをみても同じように感じました。つまりトヨタ社内と社外デザイナーの関係はとても良かったのだろうと、僕自身も想像しました。トヨタ自身の経済的余裕がそれを促すだろうし、トヨタ社員が物事をロジカルにとらえようとする姿勢もプラスに働いていると思います。もちろん社外デザイナーの質の高さは言うまでもありません。しかし、レクサスのコンセプトがなかなか欧州の人たちに伝え切れていない、その局面にチームはどう切り込んだのかに言及されていないのが実に惜しいと思いました。

gr

ミラノサローネでの展示は、通常の媒体の宣伝や広報あるいはモーターショーでは伝達しきれていない部分を如何にカバーするかに意味があるのだと考えます。何度も書いているように、広義のデザインを語り合う場へのプレゼンテーションとして効果的だったかどうか。そして日本人に対してではなく、欧州人に対してちゃんとこの場が役立つように構成されたのかどうか、それらが一番肝心なことではないかと思っています。そういう観点からの感想や意見が、reikoyamamotoさんやその他の方たちのレポートから出てくるのを期待しています。

このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

Category さまざまなデザイン, ミラノサローネ2008 | Author 安西 洋之