アイデアスケッチはすばらしい

先日、建築家と話し合っているとき、彼がちょうど仕上げたプレゼン資料を見せてもらった。トップページは、彼のアイデアスケッチとコンセプトの説明。その後に、模型の写真やPCで作成したイメージ図があった。超高層ビルとその周辺の都市計画だが、ここで僕が聞いた。「このスケッチはご自分でやって、あとは全部スタッフがやったのですか?」 「いや、このコンセプトも僕が自分で書いた。最初のアイデアを視覚化することと、言語化することは、絶対に僕がやる」との答え。

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この建築家の師匠の娘さんがまだ小学校低学年の頃、学校の授業でお父さんの仕事を作文に書くという課題がでた。彼女は「わたしのお父さんは、毎日、机の前にすわり、一日中、色鉛筆をもって、紙に絵をかいています。わたしのやっていることと、同じです」と書いた。 世界的に有名な建築家も娘さんの前では同じレベル(苦笑)。

すべては、この手を動かしてアイデアを出していくことからはじまる。これもとあるデザインの巨匠から直接聞いた言葉だが、「自分の手でスケッチを描かないと駄目だ。それじゃないと、どうしてもバランスがうまくいかないし、抜群なアイデアが出にくい」と話していた。

アイデアがどう生まれるかは、色々な人がさまざまに説明している。インプットがないとアウトプットがないとも言う。しかし、そのインプットも、意識的なインプットでない場合でも、ある瞬間、突然に閃くこともある。とにかく、僕は建築家やデザイナーの最初のアイデアスケッチをみるのがとても好きだ。

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Category さまざまなデザイン, その他 | Author 安西 洋之