テーブルマナーのいろいろ

某大手食品会社の新商品のマーケティングモニターの依頼があり、奥方連中が参加した後日談を昨日聞きました。インタビューやディスカッションが丸一日ということで、昼食が一流レストランでサービスされました。そこは英国式テーブルマナーで、ナイフやフォークを事前にすべて用意。もちろんミラノに英国料理のレストランなどあろうはずがなく、イタリア料理です。

 

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イタリア人の参加者たちは、そこに肉用のナイフがあるのを見逃さなかったようです。それもフィオレンティーナ(Tボーンステーキ)などをカットする、ギザギザが鋭いナイフ。前菜が4-5皿あり、そのレストランに相応しく、どれもやや創作料理風。新しいイタリア料理はフランス料理を取り入れ、新しいフランス料理はイタリア料理をまねる。そういうトレンドの皿でした。

プリモも3皿。パスタとリゾット。どれもおなかが張るような類。そこにいた全員は多いなと思いながら、セコンドで出るステーキを美味しく食べるために、なるべく少量におさえていった・・・・・・さて、次はフィオレンティーナだと身構えた瞬間、丸テーブルの周囲にたっていたウェイター達がナイフなどシルバーウェアをさっさと片付けはじめ、えっ!!と全員顔を見合わせる間に、カフェを持ってきました。

・・・・そこで、すべて終わり。ドルチェもなし。誰も、フィオレンティーナが欲しかったなどと、はしたない文句は言わない。しかし、「英国式テーブルマーナーって何のためにあるのか?イタリア/フランス式に、そのつどサービスするべきじゃない?」ということをぐちゅぐちゅと語り始めました。どうして、そんな思わせぶりなことをするのか、と。まったく品性をテストされているみたいじゃないか、と。

・・・・かわいそうに、とぼくも同情の涙を流すしかありませんでした(笑)。

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Category さまざまなデザイン, その他 | Author 安西 洋之